やはり、長い間小学校で教師をしていますとモヤモヤすることがありました。
今回はその内いくつか紹介したいと思います。
①始業時間
私の地域では先生の始業時間は、8:30のところが多かったです。しかし、子どもが登校してくるのは8:00過ぎ。出迎えるなら8:00前には職場に着いていなければなりません。
若いころは当たり前のように行っていましたが、自分の子どもが産まれたら保育園への送りもあるのでなかなか8:00前に行くのは難しかったです。始業時間には間に合っているのになんだか申し訳なく感じていました。
これは、学校のシステムがおかしいのです。お店でいえば開店前にお客様が店内にいる状況です。これは、始業時間を変えるべきなのです。自分の子どもがいると早く行けないので、シフト制にするなど対策が必要とモヤモヤしていました。
②休憩時間
私の地域では、教師の休憩時間は、45分。では、どこで休憩しているかというと給食時間が休憩時間に割り当てられています。ここでモヤモヤ。給食時間に目の前の子どもを置いて休憩している教師がいるでしょうか?
これも設定自体がおかしいのです。やはり、休憩時間はしっかり確保すべきだとモヤモヤしていました。
給食時間は戦場です。子どもに配膳した後、どれだけ早く食べてその日の宿題の丸付けをするのかばかり考えていました。アレルギーのことも命に関わるので最優先でみていました。これのどこが休憩時間なんだろうと常々思っていました。
③就業時間
私の地域では、17:00が多かったです。働き方改革という言葉の名のもとに管理職は17:00に帰るように言います。場合によっては早く学校を閉めるので帰ってくださいという日もあります。では、残った仕事はどうなるのでしょう?そうです!持って帰ってやるのです。これは、もちろん勤務時間に含まれません。もともと残業代が固定なのでお金のことを言っているのではなくて、システムがおかしいとモヤモヤしていました。
教育委員会に提出されるデータには、残業なしとなっているのが納得できないのです。大変さが伝わらない。頑張ってる先生ほど悲鳴を上げるシステムなのです。だれもお金のことは言いません。基本、熱心な先生に出会うことが多かったので、みんな子どもとゆっくり接したいと願っていました。寝不足でがんばる若手の先生には頭が下がりました。
以上述べたように時間だけみても学校のシステムは限界なのです。
私は、思い切った対応が必要だと思います。例えば、シフト制の導入し1クラス2担任制にする。そうすることで、きっと子どもとゆっくり過ごす時間ができるはずです。
こんなモヤモヤです。みなさんの感じたモヤモヤも教えてくださればうれしいです。よろしくお願いします。
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